うつ病が治った発達障害者が、まずしたこと
この2016年2月のツイートから、はや2年以上が経ちました。
投薬が終わり、カウンセリングを月〜隔月1回程度。パニックを起こさない程度まで回復しております。ここ数ヶ月、生きててはじめて「死にたい」と思わないので不思議な感じです。
— 宮沢エーノ (@miyazawa_hirari) 2016年2月20日
驚くことに、その間一度も死にたいと思う事はありませんでした。
それは相性の合うカウンセラーに出会えたこと、
うつ病だと伝えながら転職活動をしてても採用してくれた勤務先の上司・会長、鬱がひどくなり、休職し発達障害診断を伝えたら、むしろ能力の凹凸に合わせて、新しい人を雇ってくれた勤務先のおかげです。私自身、突然開けた視界に戸惑いながら、どうにか生きていきました。
治ってから何をする?
うつ病は、専門機関に行き自分に合った治療を受け原因から遠ざかる必要があります。世の中にその記録はある。では、宮沢のような、元々発達障害で、二次障害*の鬱病が回復した後、一体何をした?という記録をとっておきたいと思います。ぶり返さなかったことも大変嬉しい。
*二次障害とは?
元々の障害により、発生した別の困難。「二次被害」の障害版のようなもの。
ずばり、お金の管理
まずはじめにやったことは、お金の管理です。
意図的にやったというより、気づけば貯金の200万を使い切っていて、せざるをえなくなりました。
給与振込用の銀行口座から、引き落とし額が足りず、カード会社から既に何度か電話をもらっている状態でしたが、それどころではなくて、全く自覚がなかった。
鬱が治り、落ち着いてふと引き出しを開ければ、未開封のクレジットカード請求書が2年分以上。やばい。
吐きそうになりながら開くと、どれも収入と同額から倍の請求。一体何に使ったのか?全く思い出せない。怖い。
これはまずい…具体的にしたこと
怯えながら、まず過去分は見ても落ち込むだけなので、一旦見ないことにして、これから赤字を出さないことに集中、試行錯誤。
宮沢がもつ発達障害の傾向として、数字は絶望的に苦手。はじめの1年ぐらいは上手くいかず、泣いたり吐きそうに…。
ざっくり行った工夫は、また別記事で細かく経緯を書きますが、
zaim⇒ずぼら家計管理⇒づんさんの家計簿
⇒ずぼら家計管理(改造)と自作の管理票(スプレッドシート)併用
⇒今は、自作の管理票のみに。iPadやスタンディングデスクで気軽に書き込むように。
こんなかんじ。各項目の残高が少なくなると色が変わってわかりやすい。
一応赤字は出なくなりました。それ以外にも、多くのメリットがありました。また次回に。
逆に言うと、数字が苦手で鬱病なんて発症した際には借金待ったなしなんですよね…心当たりのある方は、とりいそぎクレジットカードの使用をやめて、1日1000円のみを財布に入れて生活することをおすすめします。そうすると月の出費が約3万円で済むはず。
※ずぼら家計管理を誤ってズボラ家計簿と記載しておりました。ちょいちょい誤字もあり、公開後20分後ごろに直しました。